2009年5月16日土曜日

ちいさな木の椅子100脚展について


椅子といえばダイニングチェア、学習椅子などの生活習慣にみられるような、誰もが座り心地よい椅子を思い出します。

しかし、それ以外にも、
 玄関先に置いた椅子、
 風呂上りにちょっと座りたい椅子、
 座卓の代わりにした椅子、
 踏み台に使う椅子、
 装飾的な椅子、
 日向ぼっこの椅子
など、様々な個人の習慣や使い方を想定した椅子がみられます。

このようなちいさい椅子の良さは利便性を伴うため、座り心地だけで図れません。
アイデアや使い勝ってなど別の要素が備わるから、技術の差だけでなく自由な発想が求められます。
このような点において、手作りの木の椅子がもっとも魅力的ではないでしょうか。

「ちいさい=スモール」だけではありません。

コンパクトな椅子、手軽な椅子、補助的な椅子、機能的な椅子、記憶の中の椅子、
子供の為の椅子など言葉からイメージできることは人それぞれだと思います。

「椅子は作り手と使い手の意思が伝わる家具だから面白い。」

今回は、特別な用途や使用場所にこだわり、
腰掛ける機能プラスアルファのちいさな木の椅子を100脚集めた展示会を開催いたします。