
椅子といえばダイニングチェア、学習椅子などの生活習慣にみられるような、誰もが座り心地よい椅子を思い出します。
しかし、それ以外にも、
玄関先に置いた椅子、
風呂上りにちょっと座りたい椅子、
座卓の代わりにした椅子、
踏み台に使う椅子、
装飾的な椅子、
日向ぼっこの椅子
など、様々な個人の習慣や使い方を想定した椅子がみられます。
このようなちいさい椅子の良さは利便性を伴うため、座り心地だけで図れません。
アイデアや使い勝ってなど別の要素が備わるから、技術の差だけでなく自由な発想が求められます。
このような点において、手作りの木の椅子がもっとも魅力的ではないでしょうか。
「ちいさい=スモール」だけではありません。
コンパクトな椅子、手軽な椅子、補助的な椅子、機能的な椅子、記憶の中の椅子、
子供の為の椅子など言葉からイメージできることは人それぞれだと思います。
「椅子は作り手と使い手の意思が伝わる家具だから面白い。」
今回は、特別な用途や使用場所にこだわり、
腰掛ける機能プラスアルファのちいさな木の椅子を100脚集めた展示会を開催いたします。